実際に介護生活が動き出すと、新たな困りごとが出てきますよね。
ヘルパーさんが「家族のことはできない」と言います
訪問介護を使い始めて最初に戸惑うのがこれです。ヘルパーが自宅に来ているのに、同居家族の分の食事は作れない、家族のものは洗濯できない、と言われる場面があります。
これは手抜きではなく、介護保険の制度上の決まりです。訪問介護は本人への支援に限定されており、家族へのサービス提供は認められていません。不満に思う前に知っておくと、気持ちが楽になります。
月の途中でサービスを変えたくなることがあります
実際に使い始めると「デイサービスの回数を増やしたい」「ヘルパーの時間帯を変えたい」という気持ちが出てきます。こういった変更はケアマネジャーに伝えればケアプランを修正してもらえます。遠慮せず伝えて構いません。ケアプランは固定ではなく、状況に合わせて変えるものです。
区分支給限度額を超えそうになったら
要介護度ごとに介護保険で使える金額の上限があります。ケアマネジャーが管理しているので通常は超えませんが、状態が急に悪化してサービスを急増させた場合など、上限を超える部分は全額自己負担になります。サービスを追加したいときは必ずケアマネジャーに限度額の残りを確認してから動くと安心です。
「もう少し休みたい」は我慢しなくてよいです
介護をする家族が疲弊して倒れると、介護そのものが続かなくなります。ショートステイは本人のためだけでなく、家族が息を抜くためにも使える制度です。後ろめたさを感じる方も多いですが、ケアマネジャーに「もう少し休みたい」と伝えることは、介護を長く続けるために必要なことです。
領収書は必ず取っておいてください
介護サービスの利用費は、確定申告の医療費控除の対象になるものがあります。訪問介護や通所介護など、療養上の世話に該当するサービスの自己負担分が対象です。年末にまとめて探すと大変なので、月ごとに封筒に入れておくだけで十分です。